居抜きで飲食店を開業する際の内装の注意点

居抜きで飲食店を開業する際の内装の注意点

居抜きで飲食店を開業するとき、内装に関してメリットがある反面、注意も必要です。厨房や食器洗浄機など水回り設備がそのまま使えることは、開業資金を抑える面ではメリットですが、リースが残っている場合もあります。

契約内容によっては利用形態が変わってしまう可能性もあるので、事前に確認しておくことがおすすめです。エアコンや業務用冷蔵庫などが残っている場合も多いですが、老朽化による故障のリスクも高まります。

開店して早々に故障して使えなくなったとならないためにも、前店舗がどのような業態でどのくらいの年数使用していたかなどを把握し、メンテナンス業者とすぐに連絡が取れる段取りを整えておくと無難です。

例えば居酒屋からパン屋など業態が違った場合、レイアウトを変更することもあります。オリジナルイメージにするためにデザインを変えることや、備え付けのテーブルを撤去したり、ガス・給排水管や電気設備を変更するなど、大掛かりな工事で思った以上に改装費が高くなったということも。

内見の際にどのように変更するかなどイメージを膨らませ、必要ない設備等を把握したうえで撤去費用を調べたり、店舗にも対応している施工業者に相談すると安心です。